11月11日は中国版ブラックフライデー
2016.10.31
中国では毎年11月11日が中国版ブラックフライデーとなっています。
元々は『1』が4つ並ぶ独身者のためのイベントとして始まったそうですが、今では買い物イベントの日となっています。(中国では『双11』と呼んでいます)
買い物イベントとなったきっかけは、2009年に淘宝商城(天猫の前身)が同日全品半額セールを行ったのが始まりです。
報道によればアリババグループは1日で1兆7600億円の取引額を達成したそうです。アリババグループがはじめたイベントですが、今では競合他社も当然のように実施していますので、業界全体ではそれほどの規模になるんでしょう?
ちなみに日本の楽天さんのIR情報では2015年1年間で2.7兆円弱のようですので、楽天さんの年間取引高の2/3を1日で扱った事になります。
さて今年はどれだけ買い物するんでしょうか・・・?
すぐ想像出来る話ですが、これだけECで物が売れてしまうと、当然配送量も莫大になります。そのため中国内の物流は大混乱に陥ります。しかもこの影響は中国内だけにとどまらず、他国から中国宛の荷物にも影響します。
この時期中国に荷物を送る方は遅延を見積もるか、時期を変更するのが賢明では無いでしょうか。
中里